高血圧と漢方

高血圧とは?

日本では約2000万人の方が該当するといわれています。

また、高齢者ほど多く、60代では4人に1人は高血圧症ともいわれています。

血圧が高いからといってすぐに体への影響が出るものではないですが、高血圧の状態を放っておくと血管への負担が大きくなり、動脈硬化なども起こしやすくなり、全身に影響が生じてきます。

特に、脳や心臓に影響が及ぶと脳梗塞や心筋梗塞などの引き金になる可能性も高くなります。

高血圧と薬

西洋薬では血管を無理やり広げ、血圧を下げます。

漢方は高血圧のように血圧の測定結果から病名を特定して、薬を処方することは基本的にはありません。

漢方薬は血圧を下げるというのは得意ではありせんが、高血圧に伴う症状として頭痛や耳鳴り、肩こり、動悸など患者さんの訴えるものには、さまざまな漢方薬が効果的で使われてきました。

どの薬が適しているかは、患者さんの体質、症状などによって変わってきます。

漢方の考え方では、基本的には、その人にあった根本的な治療を目指します。

また、西洋医学のように血圧計の数字のみを追うのではなく、一見、高血圧と関係なさそうな自覚症状(頭痛など)でも、それらが改善することで長い目で見ると血圧も徐々に低下していくと考えます。

日常生活ではストレス、食事、運動といったことに注意が必要です。

 よく使う漢方薬

釣藤散・・・肩こり、めまい、血圧の上が高い人

七物降下湯・・・肩こり、めまい、血圧の下が高い人

八味地黄丸・・・血圧の諸症状

他にも多数あり、症状、体質により選ぶ漢方薬が違います。

漢方薬師堂はカウンセリングを行ってから体質に合った漢方薬をご提案します。

漢方薬を煎じるのが面倒という方は煎じ代行をご利用ください。

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