風邪とは
風邪とは、主にウイルスの感染による状態のことです。
どのウイルスが感染どうのこうのよりも様々な症状が皆さんを苦しめ、やっかいです。
有名なインフルエンザもインフルエンザウイルスのため、風邪の中の1つです。
主な症状は発熱、鼻水、咳、のど痛、寒気、吐き気などウイルスによって様々です。
風邪と漢方
とにかく風邪と漢方は相性が良く、諸症状にも早く効き、早く治ります。
葛根湯が有名ですね。
漢方薬は子供から年配の方まで幅広く使えます。
子供はものすごくよく効きます。
風邪の対処
・西洋医学での対処
抗生剤、抗ウイルス剤で原因をやっつけて、発熱や咳なども抑える薬を飲む。
・漢方での対処
症状、身体の状態で漢方薬を選択し、免疫力を上げる。
パッと見てですが西洋薬は他人頼り、漢方は自分を応援してくれるイメージですね。
西洋医学は止める、抑える力はとても強く、いいのですが自分の免疫力が育ちません。
続けていると免疫力が弱まっていくことが考えられ、風邪などが長引き、ひきやすくなります。
一方、漢方では自分の力を底上げするので自分の免疫機能を使い、風邪を撃退しますので高い免疫力を維持できます。
やらないでほしいこと
風邪の場合、解熱剤と漢方薬は一緒に飲まないでほしいです。
発熱はからだの免疫が活発に動くためなのでしんどいですが悪いことではありません。
解熱剤は熱が下がり、身体は一時的に良くなったようですが免疫機能が抑えられ、風邪を長引かせます。
発熱を利用し免疫力を上げる漢方薬と熱を下げて免疫機能を抑える解熱剤は非常に相性が悪いです。
子供の風邪と漢方
大人よりも漢方薬と相性がいいです。
もともと免疫力、回復力の高い(体力がある)子供はびっくりするほど治るスピードが早いです。
薬なしでも比較的早く治るので驚きます。
最近では抗生剤や解熱剤などで風邪を治す子供も増えたようですが今後の免疫力を考え、漢方薬を是非試してほしいです。
親が見ていると熱が出て、ぐったりしているとかわいそうなのはわかりますが風邪をひきやすい体質よりもひきにくい方を目指した方がいい気がします。
インフルエンザと漢方
結論からいうとインフルエンザに漢方薬は効きます。
最近では研究が進み、効くというデータがいくつも出ています。
漢方医学的にはインフルエンザは風邪の一種と考えますので基本、風邪の漢方薬がメインになります。
有名なのが麻黄湯(まおうとう)という漢方薬がよく使われます。
インフルエンザの症状が麻黄湯に使う風邪の症状と同じだからです。
麻黄湯だけではなく症状、身体の状態を見て麻黄湯以外の漢方薬を選択することもあります。
ちなみに子供の風邪には麻黄湯はすごく効きます。
使い方を間違えると良くないので相談してから購入、使用してください。
漢方薬師堂はカウンセリングを行ってから体質に合った漢方薬をご提案します。
漢方薬を煎じるのが面倒という方は煎じ代行をご利用ください。