風邪症状に効くだけじゃない!~葛根湯の効果~

 

おひさしぶりです。

長らく一時ブログから離れて早4カ月、、あっという間に今年も終わりに近づいてきてしまいました!またコンスタントに記事を載せていきますので、よろしくお願いします(^^♪

さて、11月になると毎年のように流行るのが「風邪」ですね。「風邪といえば葛根湯」と言われるほど、風邪のひきはじめに葛根湯を服用している方も多いのではないでしょうか。今回は風邪症状以外にも葛根湯が効果があると言われている症状を少しご紹介します。

 

そもそも葛根湯ってなに?

葛根湯とは、葛根・麻黄・生姜・桂皮・甘草・芍薬・大棗の7種類の生薬からなる漢方で、これらが一緒に働くことで、様々な効果を発揮してくれます。主に風邪のひきはじめやインフルエンザの初期症状などに飲まれている漢方薬です。

 

飲むタイミングは?

寒気やだるさなど、風邪ひいたかな感じた時が飲むタイミングです。すでに熱や鼻水、咳が出てしまってからは効果が弱まることが多いです。

さらに最も効果を発揮してくれるのは、食前30分前に服用することです。漢方は、空腹状態で飲むとカラダに吸収されやすくなるのでよりよい効果が期待できるとされています。

 

 

飲む前に注意が必要な人!

葛根湯は代表的な漢方ではありますが、体質が合わないと効果を感じられるどころか副作用(めまい、動悸、吐き気など)が出ることがあります。

・体力が衰えている人

・発汗しやすい人

・身体が弱い人

その他、薬を服用している人や持病のある人など

よく用いられている漢方とはいえ、合わなければカラダをこわします。医者や薬剤師に相談してみてから試してみるのが安心です。

 

 風邪だけじゃない!葛根湯の効果

風邪=葛根湯というイメージが強いですが、風邪以外の症状にも葛根湯は良い効能を発揮してくれます。7種の生薬からなる葛根湯は、血行を良くしてカラダを温め、鎮痛作用もあるので、日常でたまに不快に感じる症状にも良い働きをしてくれるのです。

 

1.冷えからくる肩こり

2.頭痛

3.腰痛

4.筋肉痛

5.鼻炎などのアレルギー性

6.炎症

「葛根湯が頭痛や肩こりにも・・・?」と思われる方もいるかもしれませんが、血行を良くしてカラダを温めるというのは、体内の水分の代謝や免疫力などを整えてくれる効果が期待できるのです。それにより、冷えからくる肩こりや頭痛なども改善しやすいということです。また、7種の生薬の「甘草」が炎症を抑制する作用があるので、授乳期のお母さんにも血行を良くして乳腺の詰まりをなくすということから助産院などでも服用をすすめるところもあるようです。

 

 

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漢方のなかでも身近になった葛根湯。身近になったからこそ、体質や飲むタイミングに注意が必要です。特に大事なのはあなたの体質がなにかということです。自分ではこうだと思っていても、案外違っている場合もあるので、一度確認してみることをオススメします。気になる方は気軽に無料相談にてお受けします。

 

 

 

ココロもカラダもキレイにしましょう**

 

 


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