漢方の不安に効く薬の選び方(症状別)

現代はストレス社会です。ストレス、プレッシャーを抱え、神経質な方はより不安を感じやすくなります。

不安と一言でいえば簡単ですが症状としては人それぞれで様々です。

不眠、パニック、動悸(どうき)、食欲不振、胃腸の不調、気分が晴れない、ヒステリー、ノイローゼ、恐怖、うつ、イライラなど例を挙げるとキリがありません。

漢方では基本的に「気」の流れや不足が関係していると考えますのでそこを改善していきます。

そこで不安などによく使う漢方を症状別に選びやすくリストにします。

このリストはあくまで参考にし、購入する際は薬剤師、登録販売者などに相談してください。

 

不安、気分がふさぐ、のどに違和感、動悸、吐き気

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

のどに何か詰まったような違和感がある人、気分が晴れない

 

イライラ、更年期障害、不安、のぼせ、疲れ、女性、月経の不調、冷え、便秘気味

加味逍遥散(かみしょうようさん)

女性でイライラがあるなら、まずはこれです。

 

体力がある、イライラ、動悸、更年期障害、不眠、便秘、胸が苦しい

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

どちらかというと女性、更年期障害でもよく使う

 

イライラ、興奮する、神経が高ぶる、怒りやすい、認知症、歯ぎしり

抑肝散(よくかんさん)

お腹が弱い人は抑肝散加陳皮半夏がおすすめ

 

貧血、不安、不眠、心身の疲れ、うつ

加味帰脾湯(かみきひとう)

もとから胃腸が弱く、精神的な疲労が加わっている人

 

以上が全てではありませんが参考にしていただけたら幸いです。

 

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