尿もれと女性
健康な女性の3人から4人に1人、また40歳以上の女性では約半数の人が尿漏れを経験しているといった統計もあるように、尿もれは特に中高年以降の女性の人にとっては、他人事とは言い切れないほどの割合で悩まされている病気の一つです。
笑ったとき、くしゃみなどお腹に力が入るとき、旅行先で長時間バスに乗っていると「あっ」と思うことが少なくありません。
なかなか人には言いにくいことでもあるので治療というよりはその場しのぎの対処(尿もれパッドなど)で終わっている方がほとんどです。
漢方で見る尿漏れ
まず、40歳以降に起こりやすい不調、状態のことを「腎虚(じんきょ)」といいます。
わかりやすくいうと腎が弱っている状態や老化現象のことです。
漢方でいう腎は腎臓のことだけではなくて精や尿関連、血流なども担っています。
つまり、何かの原因や老化で腎の力が弱まると様々な不調が起こります。
尿トラブル、かすみ目、血行不良による冷え、しびれ、腰痛などが代表的な症状です。
40歳以降の半数が尿もれに悩まされているということは単純に半数以上が腎虚の状態かそれの予備軍ということです。
老化というとなかなか受け入れづらいですが数年前に見られなかった症状であれば受け入れるしかないでしょう。
尿もれへの漢方のアプローチ
尿もれは腎虚によって引き起こされることがほとんどです。
よって腎をサポートする漢方を使います。
腎をサポートすることで尿もれに限らず症状が改善し、老化を防ぎ、若々しさを取り戻すことができます。
是非一度ご相談ください。
よく使う漢方薬
他にも多数あり、症状、体質により選ぶ漢方薬が違います。
漢方薬師堂はカウンセリングを行ってから体質に合った漢方薬をご提案します。
漢方薬を煎じるのが面倒という方は煎じ代行をご利用ください。